■SBMA(球脊髄性筋萎縮症)情報館アーカイブス 掲示板 過去ログ
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[1] thirdlife 2008 8/ 3(日) 07:05:14
皆さん、おはようございます。
医学サイトから下記のようなニュースが配信されて来ましたので、お知らせしておきます。
以前から可能性は指摘されていたことですが一歩前進と言ったところでしょうか。
実用化までには、まだいくつもハードルがあると思いますが治療の可能性が広がっているのは確かでしょう。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080801/acd0808010807005-n1.htm
[2] Vanguard 2008 8/ 3(日) 11:01:24
thirdlife先生、皆様へ
情報を頂き有難うございます。
医学界でも、現在、最も注目され、競争が盛んな分野だけに、前進するスピードも速いですね。
私が、掲示版の話題「遺伝」の[]の後段で申し上げていた事が、早くも現実になってきたようです。
SBMAについては、病態の根本である「CAGリピート数」や、病態の表現型である「症状」が多様であるため、同一の治療法では、その治療効果に個体差が少なからずあると思います。
従って、自分自身の「神経細胞」を増殖させて、例えば「Vanguardの病態モデル細胞」を作り、研究機関に置いて、個別に、根本的に病態を解明することが可能になります。
つまり、自分自身は、入院等をしないで普段通りに日常生活を送り、一方、研究機関は、自分の分身ともいえる、「自身の肉体のモデル細胞」によって、徹底的に病態の究明を行うという、いわば、「オーダーメイドの病態解明・治療方法の研究」が可能となるでしょう。
SBMAでは、原因遺伝子を持つ、自己の細胞をそのまま増殖させて、運動器官を再生させても、病態自体の改善は出来ないでしょう。
しかしながら、上記のような非常に有用な効果が、「万能細胞」の研究から得られると思います。
thirdlife先生、いつも貴重な情報を頂き有難うございます。
(今日は、酢酸リュープリンの投与後、まだ10日前後しか経過していないので、倦怠感のある中でコメントをさせていただきました。
少しきついですね。また、文中については私見です)
[3] Vanguard 2008 8/ 3(日) 11:11:47
[]の追伸です。
[]の後段で、「SBMAでは、原因遺伝子を持つ、自己の細胞をそのまま増殖させて、運動器官を再生させても、病態自体の改善は出来ないでしょう。」と申し上げました。
しかし、心臓や胃といった内臓器官に関しては、変異ARがその臓器細胞にも発現しているにもかかわらず、異常が見られないことから、自己の細胞から再生しても、問題なく使えそうです。
(はあ、けっこう疲れたね。文中に関しては私見です。)